[研修報告]「強度行動障害ってなんだ?」

お知らせ

 令和8年2月に、社会福祉法人 育護会 浅間学園の皆さまと合同で研修を実施しました!
 講師には浅間学園 施設長の原田 修 氏を迎え、”強度行動障害”をテーマにお話をしていただきました。
 今回の研修は、日頃よりそれぞれの現場で支援に携わる中で、「よりよい支援とは何か」「今できる工夫にはどのようなものがあるか」といった点について、改めて考える機会として企画したものです。

 講義の中では、浅間学園の紹介や障がい福祉を取り巻く制度の流れ、言葉の定義づけなどを再確認しました。また、行動の背景にある感覚の特性などについては、実際に支援に関わっている方のエピソードを例に挙げながら具体的に共有していただきました。それらを踏まえ、強度行動障害の状態にある方の特性を体験してみよう。という目的で演習を行いました。人の声がいつもよりも大きく気になったり、理解できない言葉やルールを強制的に強いられるなど、疑似的に作り出した環境の中で、当事者の方が感じているであろう生活のしづらさを体験しました。演習を踏まえ、課題と感じる行動の背景にはどのような思いが隠されているのか、目に見えない部分へのアプローチをチームで積み上げていくことの大切さを教えていただきました。
 参加者一人ひとりが日々の実践を頭にイメージしながら持ち寄りながら研修に参加することで、それぞれの立場や視点の違いに気づくとともに、「明日からの支援に活かせそう」と感じられる具体的なヒントを得ることができました。

 研修終了後のアンケートにて寄せられた質問にも丁寧にご回答いただきました。共通する内容として、チームで対応していくこと・起こった行動に対して”決めつけない”支援を展開することの重要さを改めてお伝えいただきました。

 普段は関わる機会の少ない他事業所の職員同士が顔を合わせ、率直に意見を交わすことができたことも、大変有意義な時間となりました。改めて、地域の中でつながりながら支援を行っていくことの大切さを実感しています。
 今回の研修で得られた学びや気づきを、日々の支援に少しずつでも反映させていきながら、ご利用者・ご家族の皆さまにとってより安心できる環境づくりにつなげてまいります。